散財日記

散財の記録

オーダーメイドのすすめ その3

オーダーメイドのススメ その1 - 散財日記

オーダーメイドのススメ その2 - 散財日記

akiramei.hatenablog.com

 

初めてのオーダーメイドの場合、細部まで拘りまくったオーダーをしようと考えてしまいますが、かなりリスクが高いです。職人さんはプロだから何でも出来ると思ってしまいますが、扱っているのは革という天然ものなので、中々工業製品のようにはいかないものです。

 

柔らかい革でカッチリとした鞄を作る、またはその逆とか、出来なくはないですが、デザインに向いた革の方が出来が良くなるのは間違いありません。また、その職人さんが使い慣れていない革の場合、革の良さを引き出しきれないかも知れません。たとえば、シュランケンカーフは扱いにくい革だったりします。

 

なので、自分が好きな形、革を扱っている職人さんを見つけて、サイズや色、内装程度のパターンオーダーにした方が完成度の高い鞄が手に入れられると思います。私が、SOLOさんにお願いしたブリーフケースは形も革も好みなので、オーダー時に指定したのは、色とマチ幅を+0.5cmにしただけで、出来上がりにも満足しています。

 

もちろん、サンプルを何度も作り、素材の検証もしっかり行う職人さんなら、リスクも低くなりますが、一つの鞄の製作に時間が掛けられて、かつ腕の良い職人さんはバックオーダーを沢山抱えていますし、価格も高額になります。例えば、オーダーに5年待ち、制作費が50万円以上とかが受け入れられれば、かなり拘ったオーダーも可能だと思いますが、私には無理ですね…