クリスマスプレゼントを買いにnobunozaさんに行ったときにマルチネンギのビジネスバッグを触ってきたのですが、実はかなり気に入っていました。ただ、価格が価格なので、どうしようかと一日悩みましたが、ボーナスが出たばっかりのため強気になって結局、買ってしまいました。
形はいたってシンプルで、微妙に八の字になっている台形フォルム。
外縫いのカッチリとしたバッグですが、見た目に反して軽量です。多分、シンプルなデザインかつ革自体が軽いためでしょうか。
シンプルなデザインですが10mmあるコバのため、どこから見ても迫力があります。
これだけ分厚い革を折り曲げて底のRを作っているところは流石、マルチネンギです。
ファスナーはYKKのエクセラ。
底は革の補強が入った鋲が5つ。
内装はコットン生地に革のオープンポケットが１つにペン挿し。
反対側はファスナーポケットと、いたってシンプル。
ハンドルも持ちやすい丁度良い太さです。最近はすっかり金具の無いハンドルがお気に入り。
革はフランス最古(300年以上の歴史がある)のタンナーである DegermannのVeauBARANIL(バラニール)。タンニン鞣しとクローム鞣しの混合鞣しですが、タンニン寄りで蝋引きされています。実際の色は他の写真とこの写真の中間くらいで、今はほどんど作られなくなった色です。上品な触り心地で使い込んだ時のエイジングが期待出来そうです。
ということで、今年の最後に大物を買ってしまいました。今までで一番高額だったのはオーダーメイドのダレスバッグでしたが、軽く記録更新してしまいました…
