頻繁にル・ボナーさんの話題を出す割りに、持っている製品はポーチと長財布、そしてこのキーホルダーだけだったり。ちなみに革製品に興味を持ち始めてから、初めて手元に届いたのがこれでした。
過去の日記を見ると革やホックなど素材にばかり興味が行ってて、ちょっと恥ずかしいです。
このキーホルダーですが、製品名がなんと「ル・ボナー」屋号です。小さなキーホルダーですが、ル・ボナーを代表する製品だったりします。…って、私もずいぶん後になって知ったんですけど。
どの辺がル・ボナーかというと、ブランドを象徴するブッテーロまたはシュランケンカーフでのみ作っていることと、特徴となる技法を用いていることらしいです。
ベルトの真ん中が膨らんでいます。いわゆる肉盛りですが、斜め漉き合わせが用いられています。これは、ル・ボナーさんの内縫いの鞄で用いられている技法で、革の厚みを残すことでふっくらとした表情をだしています。
ベルトの曲線ですが、これもル・ボナーさんの特徴である、いせ込みを応用した技法を用いています。
と、盛り上げておいてなんですが、私自身はベルトキーホルダーをほとんど使っていなかったりします。嵩張るのと鍵をちゃらちゃらさせるのが好きじゃないんですよね。なので、アクセサリーとして愛でています。