昨日に続き、サークルさんの3周年記念アイテムの紹介ということで文庫カバーです。5種類ありましたが、そのうち入手困難なデッドストックの革を選びました。
まずは、すでに廃業している日本のタンナー「TEIKA」の革。ル・ボナーさんが世界一の日本製の革だ、と評価していましたが、市場原理により悲しい結末を迎えました。
続いてイタリアのフラスキーニ社の型押しカーフ。もちっとした感触です。今回の中では一番傷に強く実用性が高そう。
最後は、デュプイのロダニール。クロームなめしですが、染料のみの仕上げられていて革の表情が良く出ています。個人的には、今回の革の中ではロダニールが頭一つ抜けているように思います。とても良い革です。
今回の革についてはル・ボナーさんのブログでも触れられています。