散財日記

散財の記録

好き嫌いと良し悪し

このブログは自分で買った物の紹介がメインなので、基本的に好き嫌いだけで書いていますが、価格の付いたものを買っているので、価格の妥当性、物の良い悪しという客観的な視点も無視はできません。

 

例えば、コードバンの長財布があったとして、大変丁寧に作られていて、ステッチも手縫いだったとします。で、気に入ったとして価格が30万円なら買うか、という話です。もちろん、財力によっては買う人もいると思いますが、相場としては精々10-15万円。(three2fourさんならもっと安いかな、とか頭をかすめる)

 

一方で、財布が1万円以上するのはおかしい、と文句をいう人も当然います。もし、手縫いのコードバンの長財布を一万円以下にしろ、と言ったら、言う方がおかしいと判断するでしょう。

 

また、セール品なんかを紹介する場合、自分の好みではなく、物の良し悪しと世間的な相場と比べて安いかどうかで、おすすめしたりします。その場合も、やはり相場、という物差しが必要になります。

 

私も革の趣味を初めたころは、無邪気に高いと言っては職人さんに複雑な顔をされましたが、失礼が無いように最低限の知識を身に着けたい、というニーズはあるし、安易に無下にするのもどうかと思う次第です。