Circus of Happiness ミニ三つ折りウォレット ネイビーブルー ドラーロ・ブッテーロ
なんか唐突にがっつり革を使った財布が恋しくなってサークルさんのミニ三つ折りウォレットを買ってしまいました。自分でも心境の変化にビックリです。多分、先日出たGANZOさんのミニマムウォレットを見て、小さい財布への関心に一区切り付いたんじゃないかな、とか思ったりも。
写真も撮らずに使い始めたので、既に物が入っています。ただ、この財布は空の状態と物を入れた状態とであまり差が出ないように空間を開けて作られているため、空でも厚みがあります。面積は小さいけど体積はあるタイプ。コバは素磨きなので革の層が見え、より革らしさが楽しめます。ドラーロ/ブッテーロは芯通しなので(中まで色を染めている)、素磨きでも色が綺麗ですね。
ちょっと脱線ですが、革の染色については、芯通しが良いとか、染料で革の良さが損なわれるから丘染め(表面のみ染める)が良いとか意見が分かれます。
芯通し革ってどうなの?専門家に聞いてみた | phoenix blog
その辺りについては、フェニックスさんのブログに専門家へ聞いてみた記事があるので参考になります。
個人的にはどちらもある意味正しく、タンナーの製法によって芯通しが出来る出来ないがある、ということだと思います。そもそも、芯通しのブッテーロの革質が悪いという人を見たこと無いですよね?
話を戻して。
裏はポケット等はなくシンプルに革の面があるだけ。この方が革財布としての贅沢感が出て好みです。
ホックはサークルさんお馴染みのYKK・STOCKO製。通常のホックの耐久性が3000回なところをこれは50000回となっています。
財布を開いたところ。空の状態だと分からないですが、物が入っていると重みでパタンと倒れて良い感じ。
札室は革の表面が張り合わされていてスムーズに出し入れ出来ます。また、フラップを曲げても札の端が丸まることがありません。三つ折り財布となっていますが、実際にはフラップ付き二つ折り財布と見た方が正しそうです。
中にもう一つホックがあって、そこに小銭入れと隠しのカード入れがあります。
小銭入れは20-30枚は余裕で入りそうです。あと、この財布は基本的に床面を出さない作りになっていますが、小銭入れのマチだけ例外的に床が見えます。これは革を貼り合わせない方がマチの開閉がスムーズという実用面から。
中と外にホックがあって開け閉めが面倒に思えますが、小銭入れのホックは開けてもイチイチ留めず、外側のホックを留める際に中、外同時にパチパチっと留めます。
Circus of Happinessの最高の新作、ミニ三つ折りウォレットについて。 | CIRCLE OF CIRCUS(南青山CIRCLE BLOG・サークルブログ)
詳しくはサークルさんが気合の入った記事を書いているので、そちらを参照ください。
こうしてみると二つ折り財布にフラップが付いているイメージで正しそう。
ある意味時代に逆行していますが、使ってて楽しい財布です。