これまでの鞄は用途を考えて買っていましたが、使い道も考えずに自分の趣味だけで買ったのが、このショルダーバッグ。銀座のnobunozaで買ってきました。
大きいフラップ(かぶせ)の付いた鞄に浪漫を感じてしまうんですよねー
革はALCEレザー。多分、New Overload社の高級なやつ。
製作はイタリアでも指折りの鞄工房マルチネンギ。ただ、マルチネンギの真骨頂はトラベルバッグとビジネスバッグなので、そっちも欲しいんだけど高くて手が出ません。
フラップをめくるとこんな感じ。ベルトループはギボシ留め。
中は二つに仕切られています。
手前側はiPadが入るポケットとiPhoneが入るポケット。後ろはファスナーポケットがあります。また、内装はコットンになってて軽量化が図られています。
ショルダーベルトは本体と同じ革製。
肩当ても革。サイズは5x18cmです。
次にこの鞄最大の売りであるフラップ。
ものすごい重量感。せっかく内装をコットンにして軽くしたのが台無しです。多分、このフラップを軽くしていたら、1kgを切っていたんじゃないかしら。
反対からも見てみる。
実用性を度外視した、この革の使い方最高です。ショルダーバッグを使う人が、どこに喜びを感じるかわかってますね。フラップをバサッとさせるたびにワクワクします。
このフラップを押さえるバーも革製で分厚いです。
ちなみに、フラップをベルトやマグネットではなく、このようなバーで留める鞄って他に見たことがありません。珍しいのでは?
底鋲は5つ。
個人的には、このような拘りのある鞄が大好きです。ただ、nobunozaさんに聞いたところ、次にショルダーバッグを作るときは形を変えるといってましたし、価格が上がりすぎて、当分はマルチネンギと取引しないようなので、もう見ることは無い鞄になるかも知れません。