散財日記

散財の記録

トゴはシュリンク?型押し?

akiramei.hatenablog.com 先日の記事の最後にトゴはシュリンクレザーなのか?それとも型押しなのか?と書いたところ、IKUMAさんがシュランケンカーフとトゴの画像を送ってくださいました。ありがとうございます!(お手数をおかけしました) こちらがシュラン…

BUFFLES SHERPA - バッファロー

数年前、丸善の催事でATELIER HAbさんに貰ったハギレ。名前を聞いたけど忘れてしまいそのままになっていましたが、今頃思い出しました。フランスのタンナーRémy CarriatのBUFFLES SHERPA(のはず)。トリヨン・ラグーンのタンナーですね。ワイルドな水牛の革で…

ベルトとダイエット

akiramei.hatenablog.com 先々月に購入したベルトですが、やっと使用開始。これには深い理由…は無くて単に太ってサイズが合わなくなったからでした。在宅勤務のお陰でタダでも運動不足なのがいよいよ酷いことになり、太りたい放題。重い腰を上げて先月からダ…

three2four 2FACEplus 黒漆ベイカーズロシアン

ENLIGHTMENT vol.23開催ということで行ってきました。コロナ禍の影響で一年半ぶりの参加となってしまいました。 View this post on Instagram A post shared by ENLIGHTMENT (@enlightment20151210) www.instagram.com 今回はベイカーの復刻ロシアンカーフに…

ドイツのタンニン鞣し革

ドイツの革というとペリンガーや今は亡きカールフロイデンベルグが思い浮かび、どうしてもクロム鞣しのイメージが強いです。 祝・仙台藤崎200周年 記念商品のご紹介 (itagaki.co.jp) 以前、ネット巡回で取り上げた鞄いたがきさんの記念商品がドイツのタンニ…

SLOW draw string bagの経年変化

akiramei.hatenablog.com 経年変化を見てみたいというコメントを頂いたので現状の様子などを。色が黒(ビターチョコ)なので色味の変化はほぼありません。経年変化は艶が出る方向になります。 体に当たって擦れるためか、裏側の方が艶が出ています。私の場合、…

型押しブッテーロとドラーロ

先日、WILDSWANSさんのパターンオーダーに型押しブッテーロが追加されました。最初、ドラーロのことかと思ったのですが、画像を見ると押した型がドラーロとは異なり、より細かなものでした。 ドラーロはワルピエ社がブッテーロに型押した革です。正確にはグ…

Alt81 track_キーケース01の経年変化

akiramei.hatenablog.com 愛用しているAlt81さんのキーケースですが、やっとエイジングが進んできました。去年、店舗にてメンテナンスしてもらった時は、エイジングがちょっと遅めかな?という感じでした。私の使い方はあまりポケットに入れたりしないので、…

ディアキップの経年変化

akiramei.hatenablog.com 先日、発売されたペーパームーンリュックですが、定番の革は手持ちのペーパームーンショルダーと同じなので経年変化の様子を紹介。思っていたよりも艶が出てくれます。触り心地は相変わらず柔らかくて気持ち良いです。 一方、色合い…

山羊革

K2 inc. (株式会社ケイツー) on Instagram: “厚口のシェーブル(ゴート/山羊皮革)入荷のお知らせ . . ...と言いつつ、SNSでの紹介が遅くなり、 入荷してから何色か既に売り切れてしまいました . . フランスのヤギ専門タンナー、ジュリアンは、 トップメゾ…

双鞣和地のその後5

akiramei.hatenablog.com 前回で話は終わっているのですが、更に2年(買ってから3年半くらい)経ったので、その後の紹介などを。 使用状況は持ち歩かずに室内で小物入れとして使っています。クリーム等は入れず、2年間ノーメンテ。 やはり月一のクリームは過剰…

名刺入れの革

akiramei.hatenablog.com 3年以上前に買った名刺入れ。当時、フランス産の蝋引き牛革としか分からず、正体不明でした。その時は、革に詳しくないなりに良い革だと思っていました。それが、今頃になって判明することに。 先日買ったビジネスバッグと同じでし…

ル・ボナー 残心長札入れ サフィアンゴート(内装アテナ)

www.kabanya.net ル・ボナーさんのブログを見てたら残心小物シリーズの記事が上がっていました。クリスペルカーフと黒桟革のものが店頭から消えていたので良かった良かったと読んでいたら、 左からドイツのサティアンゴートのブラウンと赤 サティアン?、あ…

最高峰のレザースエード

akiramei.hatenablog.com 前回紹介しましたValstarはとても良いゴートスエードを使用していますが、nobunozaさんのところにある別ファクトリーのレザーウェアは更に良いものだったりします。その分、かなり高くなるのでnobunozaさんはサイトに載せていません…

薄く漉いた革を貼り合わせて

コインケース部分は薄く漉いた革を貼り合わせて強度と薄さを両立させたものになっています。 先ほどの日記で上記のように書きましたが、分かりにくいかも知れないので解説。 同じようなパターンの小銭入れ部分を比較してみました。水色の方が厚いです。 厚い…

浅草橋~蔵前探索

今日は休暇を取っていたので平日しか営業していない店に行ってみようと浅草橋へ。 お目当てはケイツーさん。フランスの高級革を中心に扱っているお店で7/16浅草橋に新店舗がオープンし、川崎倉庫に比べて行きやすくなりました。 www.k2-japan.com 店の前にハ…

型押しレザーについて

傷が目立ちにくい型押しレザーは小物に使いやすいですが、おすすめの革となると結構難しいです。ひと昔前ならデュ・プイのチェルケス、数年前ならペリンガーのノブレッサカーフで決まりだったんですけどね。 最近のチェルケスは実物を見たことがないのでコメ…

ワインハイマー社のシュリンクレザー

カンダミサコさんの日記を読んでてワインハイマー社のシュリンクレザーという記述がありました。ワインハイマーの時点でワープロラックスと思い流し読みしていたのですが、ワープロラックスは型押しレザーです。え、シュリンク? Odessa Calf l Weinheimer L…

シェイドワックスレザーの経年変化

Alt81さんのキーケースを愛用しています。これ、とてもお気に入りなのですが、シェイドワックスレザーである理由がしばらく分かりませんでした。 akiramei.hatenablog.com キーケースは使っていると爪が当たったりして傷が付きやすいアイテムなんですが、シ…

ヌバッククロコの経年変化

クロコのヌバックを使い込むと、どんな風になるか意外と知られていません。クロコの時点で持っている人が少ないのに更にヌバックとなると… akiramei.hatenablog.com ヌバック、つまり起毛しているため、触り心地はソフトで気持ち良いのですが、見た目がマッ…

フランスの革

欧州の革は、ミネルバリスシオ/ボックスやブッテーロ、シュランケンカーフなどをよく見かけますが、比較的少ないですがフランスのタンナーの革もちらほら。革問屋はサライ商事が最大手ですが、明らかにそっち経由じゃない革を使っている職人さんも何人か見…

シュランケンカーフの経年変化(多分、続きのはず)

シュランケンカーフはクロム鞣しのシュリンクレザーなので基本的にエイジングはし難い革です。使っているうちにコシが抜けて柔らかくなったり、多少艶が出たりするのでエイジングしない訳ではありませんが、タンニン鞣しのような変化はありません。 画像でど…

黒桟革の変化

akiramei.hatenablog.com 黒桟革のL字ファスナー長財布ですが、1年9か月経過しました。漆塗りなので色が変化したり、柔らかくなったりするわけではありませんが、漆の輝きは増します。 光がある場所で見ると、とても良い感じ。 日本の革としては、かなり高額…

丸善 革職人展 2018秋

丸善 革職人展が9/5から始まっていましたが、週末になってやっと行ってきました。 私が革マニアなこともあって、行先がどうしてもAtelier Habさんに。バックオーダーが溜まっているので前回からあまりサンプルは増えてないご様子。年末の催事が終われば…とお…

手持ちの革

革製品を買い始めて2年になり、色々手持ちが増えたので、全部じゃないけど紹介。ただ、好みの革ばかり選ぶ傾向があるので、数の割に種類が少ないかも。 まずは、Alce。2年間ずっと牛革だと思っていて、最近、ヘラ鹿だと知りました。触り心地が良く、そこそこ…

three2four 2FACEplus

今日から2日間、ENLIGHTMENT@恵比寿が開催されているので、早速行ってきました。1年半前が初めてだったので、これで行くのは4回目。今回は薄型のカードケース&小銭入れの2FACEplusを買うことは決めていました。 素材は迷いましたが、ポロサス(スモールクロ…

エルメスと同じ革 質問への回答

akiramei.hatenablog.com コメント欄に質問を頂いていました。 この革はヴォーエプソンですと謳っていた場合haas社のもので確定なのでしょうか? 革についてはATELIER HAbさんが詳しいので、催事で東京にいらした時に聞こうと思っていたのですが、ここのとこ…

革の質

ここ数年、革の質が下がっているような話を耳にします。私が好んで選んでいるシュランケンカーフはその中では比較的安定していて、あまり実感が無かったんですが、同じペリンガー社のクリスペルカーフを見ると、やはり質の低下は感じられます。 私が持ってい…

双鞣和地のその後4

akiramei.hatenablog.com 万双の双鞣和地の買ってから一年弱の様子。色はあまり変化しなくなっています。 月1でクリームを塗るのはどう考えても多すぎなので、前回からは縫っていません。 アップで見たところ。色が丸く濃くなっている部分は雨に濡れたとこ…

銀ペンクリーナー

akiramei.hatenablog.com 以前、革製品に銀ペンの跡が残っていることについて書いたことがあります。こんなに目立つものをそのまま出荷するのだから、てっきり消せないものとばかり思っていましたが、クリーナーがあるんですね。 銀ペンクリーナー そんなに…