散財日記

散財の記録

情報収集

しばらく、革関連から離れていたので情報収集を兼ねてお出かけ。まずは、サークルさんに行って世間話。

 

お客さんからの要望として、ブライドルレザーのアイテムや三つ折りのミニ財布が結構あるみたい。適正な価格で良いブライドルレザーが中々無いので、サークルさんで検証中のブライドルレザーがどういう反応になりますでしょうか。ブライドルレザーとしては珍しく芯通し(芯まで色が染まっている)で、色も多めなところがポイント。お客さんの反応を見て判断したいとのことでした。

 

黒桟革はもう少しブレイクして欲しいみたいな話も。日本の革としては評価されている方ですが、私としてももう少し人気が出てほしいですね。

 

WILDSWANSで定番から外れたサドルプルアップについては、あの品質の不安定さなら仕方がないという話に。ただ、WILDSWANSくらいの規模だからこそ革が大量に必要になるので不安定さが致命的ですが、もう少し規模が小さければサドルプルアップを使い続けることも出来るとは思います。

 

その後、丸善丸の内に行ってHAbさんにご挨拶。コロナウイルスの所為かお客さんが少なめみたい。

 

シュランケンカーフを別ルートから入手してみたら品質が良かったみたいな話が。たまたまなのか、それとも?

ちょっと気になるので続報を待ちたいです。

 

なんとなく知っていましたが、海外ではあまりブッテーロの知名度は高くないという話。国内固有のバイアスが掛かっているところがあるので、革をフラットに評価しなおしてみることも必要かも知れませんね。もちろんブッテーロ自体は良い革ですが、先入観を無くして他にも目を向ける、という意味合いで。

 

良い山羊革を見つけたという話も。ARLAN社のシュリーは良い革ですが、厚さが1.2mm。小物にピッタリですが、鞄だともう少し厚みがあっても良いです。同じARLAN社のdiderotは2.2mmありますが、最低オーダー枚数が多めなので気軽に買えません。今回見つけたものは1.6mmと中間位。気になる品質ですが、エルメスがここの山羊革を使っていて、現地(フランス)の職人も皆、そちらを使っているという話なので期待できそうです。これも実物を見たいところ。

 

今回はあまり時間が無かったので、気になる話題はこんなところです。