以前、IKUMAさんにて捨てマチを応用した名刺ケースが紹介されていました。
縫製の技法に詳しくないので、捨てマチも雰囲気で何となく理解していたのですが、ちょっと認識が合っていませんでした。
捨てマチって何?って方もいらっしゃるかも知れませんが、実物を見るとああ!となります。ル・ボナーさんのデブペンケースです。デブペンケースはル・ボナーさんが40年前から作っている商品の名前なのですが、一般名称は「捨てマチペンケース」と言います。ちなみに画像は万双のペンケースですが、ル・ボナーさんは20年ほど前に万双の下請けをされていたため、同じ形のアイテムがあったりします。
この形を大雑把に捨てマチと認識していたのですが、具体的にはどこが捨てマチに当たるのでしょうか?
マウスで線を引いたのでヨレヨレですが、この部分が捨てマチとなります。ザックリ言うと内縫いを使わずにステッチを見せない縫製技法のひとつとなります。
詳細については、こちらの製作の様子が分かり易かったです。ブログを読んだ後でペンケースのファスナーを開けて中から見るとどういう構造か分かると思います。
素人なので理解が間違っているかも知れませんが、とりあえず自分の中では整理がつきました。となると、先日購入したアンバランスも捨てマチ技法を使っていますよね?(間違っていたらまだ理解不足ですね…)