ル・ボナー 残心二つ折り純札入れ&小銭入れ ナヌーカーフ(内装デンマークカーフ)
サークルさんの7周年記念ということで、お出かけ。お目当てはペリンガーの100%タンニン鞣しであるナヌーカーフのアイテム。原皮にアルペン牛を使用したシュランケンカーフよりもグレードの高い革で、質感が大変すばらしいです。あと、シェリー樽(ウイスキーの熟成に使う樽)から抽出したタンニンをブレンドしているという話ですが、こちらはどういうメリットがあるか分かってなくて、なんとなく凄そうしか言えないです。ただ、ソフトカーフの相場からすると4倍くらい高額な上に名前が全く浸透しておらず、そんなリスクの高い革を使うのは、ボナーさんくらいだなぁ、と。
店に着くまでは長札入れを買う気満々でした。珍しい高級革なのだから出来るだけ面積の大きいアイテムが良いよね、と。ですが、毎回同じことを考えているため、気づけば残心長札入れは、家に3つもあります。革コレクションの意味合いが強いとは言え、流石に同じ形を4つ目はちょっと。一方で、二つ折り財布は未所持です。
まぁ、折角なので、お揃いで小銭入れも買って謎の合体ギミックをさせて使ってやろうかとなった次第です。
前置きが長くなりましたが、まずは二つ折り財布から。デンマークカーフとのベタ貼りがマッチしていて、適度に張りがあって触り心地が良いです。シンプルな形なので革の高級感が際立ちます。
表側。うっすらとトラが見えますね。今回は完全に革が目的なので、質感サイコー以外にコメントが無いです。(笑)
札室はベタ貼りしたデンマークカーフ。こちらも本来、内装に使うような革じゃないんですけどね。
続いて小銭入れ。小銭入れはシュランケンカーフのミノコスバージョンを持っているのですが、ナヌーカーフのバイオレットと合体させるにはあまりに色がミスマッチ過ぎるので、二つ折り財布とお揃いで買いました。
こちらも、デンマークカーフとの組み合わせ。
コバは顔料で処理されています。折角のタンニン鞣しなので磨いても良いのでは?と思いましたが、定番バージョンとの価格差が出過ぎるので厳しいかな。
個人的にナヌーカーフは、デンマークカーフとのベタ貼りも含め、かなり気にっていて、サフィアンゴートの時くらいテンションが上がりました。触った感触もどこか似た感じがします。ただ、こんな高級なソフトカーフをどこで使えばよいかというと中々難しいのも分かります。
ペーパームーンシリーズにこれを使ったら最高な気もしますが、多分、価格が凄いことになりそ。ペーパームーンショルダーがブッテーロの天ファスナーよりも高くなったら、流石に…ね。
最後にお待ちかね?の残心合体。小銭入れ側のスリットにカードを通します。
これを二つ折りのスリットに差し込みます。
合体完了。小銭入れ付きの二つ折り財布が完成です。ただ、個人的には、最終的に別々に持つと思うのでスリットが無い方が嬉しいのですが。(汗)
と、いうことで7周年記念アイテムの紹介でした。
サークルさん、7周年おめでとうございます!