散財日記

散財の記録

three2four 2FACEplus 黒漆ベイカーズロシアン

 ENLIGHTMENT vol.23開催ということで行ってきました。コロナ禍の影響で一年半ぶりの参加となってしまいました。

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今回はベイカーの復刻ロシアンカーフに興味があって、売り切れてたら切れ端でも触らせてもらおうという感じ。案の定、大き目のアイテムは売り切れていて在庫は2FACEplusのみでした。

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ただし、ただの復刻ロシアンカーフではなく、黒桟革を作っている坂本商店さんに黒漆を施してもらったものになっています。復刻ロシアンカーフ自体がかなり高い革なのに、そんな加工が入っているのでエキゾチックレザーと遜色のない価格になっていそう…

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革の印象ですが、ベイカーのブライドル同様、どこか粘りがあるような革質で個人的にはとても気に入りました。私は、革のストーリー性とかは気にしないタイプなので、沈没船から発掘されたオリジナルのロシアンカーフよりも、ベイカーが高い技術力を発揮して復刻した物の方に魅力を感じます。(技術好き)

 

閑話休題。このベイカーのロシアンカーフですが、ZinRyuさんのところからthree2fourさんのところへ流れたものだったりします。革靴に詳しい方だと、ベイカーのロシアンカーフのひび割れ云々についてご存じかも知れませんが、ZinRyuさんがnoteにて情報公開してくださっていますので、興味があれば是非。

092話:英國J&FJ Baker社ロシアンカーフ1|ZinRyu|note

 

掻い摘んで言うと、ベイカーは復刻にあたって製造方法にも拘り、当時同様、手作業を行っていたため革の質にムラがあり、箇所によってはひび割れることがあるとのこと。ただ、現代技術を使って外見だけ似せても、それが復刻としての魅力があるのか?というと微妙なところではあります。商売的には問題があるので、対策はされていくと思いますが、復刻の意義が薄れない方向を期待します。(ロシアンカーフ風の型押しとか見かけますが、魅力を感じるかどうかは微妙なところ)

 

 

何事もなかったかのように記事を書いていますが、3か月近くブログをサボっていました。仕事の方がちょっと精神的に参る感じで私生活の方も色々影響が出ていました。ぼちぼち復活したいのですが、仕事の環境が7月から変わるのでどうなるかは未定です。