革製品を色々買っていると革の好き嫌いが出てきますが、実は縫製やライニングの素材の組み合わせが原因なこともありますし、使い込むと良くなることもあります。
私のブログを見ると分かりますが、革はシュランケンカーフが好みなんですが、最初はそんなに好きではありませんでした。水に強くて丈夫という特徴から、ラフに使える革という印象しかありませんでした。
ル・ボナーさんのポーチ・ピッコロで良いなぁ、と思うようになったのですが、多分、革が薄いことと裏に貼られているブッテーロとの組み合わせで、シュランケンカーフの魅力が増した気がしています。
好みじゃなかった革としては、コードバンも面白みを感じなかったので無関心だったのですが、同じコードバンでもシェルコードバンがかなり違っていて、コードバンと一括りにするのは間違いだったなぁと思いました。
あと、ブライドルレザーも実はあまり好みじゃなかったりします。手持ちの製品を見る限り、白い粉(蜜蝋)の付いた、ただのヌメ革という印象しかありません。ですが、催事等でブライドルレザー製品を触ってみると手持ちとは明らかに別物で、実は出会いが悪かっただけかな?という気がしています。
なので、今年はブライドルレザーに再チャレンジしてみようかと思います。