散財日記

散財の記録

不安になる作り

小ささを追求した財布をみると、なるほどと思えるアイディアが詰まっていて感心しますが、一方で、耐久性は大丈夫なのかな?と不安になることもあります。

 

例えば、カードケースなどはマチが付いていて、カードが少ないと薄く折りたたむようになっています。これが立方体として作られていると、圧力が掛かれば意図しない形に潰れてしまいます。おそらく最大限まで物を入れる前提なんでしょうけど、ズボンのポケットには入れたくないと思ってしまいます。

 

可動部があり、しかもそれが小さいパーツ。回転して留めるフックみたいなもの。革素材で回転部分があると真っ先に壊れそうに思えます。

 

力が掛かる小さいパーツ。四角形の角がポケットになっていて、そこに挟んで固定するみたいなの。これも小さいパーツに力が集中するのでステッチが切れたり、革が伸びそうです。

 

もちろん、革を厚くしたり貼り合わせて強度を上げることは出来ますが、コンパクト財布の目的は小さく、薄くなので、それらを犠牲にすることは考えにくく、丈夫さはどうしても二の次になるのではないかと。

 

ただ、財布は毎年買い替える、みたいな使われ方を想定しているなら、問題にならないかも知れません。その場合、長く使えて経年変化が楽しめるみたいな売り文句があると、ちょっとですが…