先日、WILDSWANSさんのパターンオーダーに型押しブッテーロが追加されました。最初、ドラーロのことかと思ったのですが、画像を見ると押した型がドラーロとは異なり、より細かなものでした。
ドラーロはワルピエ社がブッテーロに型押した革です。正確にはグレージング加工も行っています。(革をガラスローラーなどで磨き上げている)
ここで、ドラーロがあるのに何故、態々ブッテーロに型を押す必要があるのか?という疑問が湧きます。
正確なところはWILDSWANSさんでないと分かりませんが、想像としては、ドラーロの型押しは少し大きめなのでブランドの雰囲気に合わなかったのではないかと思います。あと、ドラーロはグレージング加工による摩擦熱の所為かワインの発色がいまいちで、ブッテーロに型押しすれば、綺麗なワインを使うことが出来ます。
デメリットは、そのままグレージング加工による透明感が得られないことでしょうか。
一長一短があるので、その辺りを考慮して選択すると良いかも知れません。