ドイツの革というとペリンガーや今は亡きカールフロイデンベルグが思い浮かび、どうしてもクロム鞣しのイメージが強いです。
祝・仙台藤崎200周年 記念商品のご紹介 (itagaki.co.jp)
以前、ネット巡回で取り上げた鞄いたがきさんの記念商品がドイツのタンニン鞣し革を使っていて、頭の片隅にちょっと残っていました。
先日、上記の革とは違うかも知れませんが、たまたまドイツのタンニン鞣し革を触る機会がありました。どこの革かというと、ペリンガー。え、お前、タンニン鞣しやってたのかー!
某商社が取り寄せたそうで、曰く、ペリンガーが気合を入れて作ったタンニン鞣し革とのこと。DS単価もシュランケンカーフとほとんど変わりません。
見た目は、張りや光沢もあり、タンニン鞣しには見えません。どう見てもクロムなんだけど、爪で傷をつけても擦れば消え、確かにタンニン鞣しだ…となりました。一応、シボ革でミネルバボックスのようにドラムタイコで自然に付けたもの。シボの入りがまばらで、場所によってはスムースレザーっぽい。あと、触るとモッチリ感があるのもペリンガーらしいです。
ただ、新しい革なので使い方が難しいようです。遊びに使うには高すぎますし。こういう扱いの難しい革は多分、某神戸方面に回されるだろうなぁ…(笑)